My X Wine.
マイ・クロスワイン
目代 純(もくだい じゅん)/米国オレゴン州政府駐日代表部 代表
2008年同州経済地域開発局に入局。経済貿易振興部国際貿易促進チームの一員として、対日貿易・投資・観光促進などの誘致・促進業務を統括。オレゴン・日本双方の政府・地方自治体・公共機関・民間企業・各種団体などとの調整役も務める。
現職就任以前はユナイテッド航空の要職を経て、1992年よりノースウエスト航空日本副社長・統括社長を経て、2004年から2007年まで日本統括会長を務める。2004年のポートランド/東京間のノンストップ便就航に尽力する。
慶應義塾大学(法)卒。米オレゴン大学(University of Oregon)にて国際関係論を修学。アメリカ州政府協会(ASOA)アドバイザー、日米学生会議のメンバー(第18回)、及び日米協会ビジネスアドバイザーを務める。また、オレゴン州親善大使にも任命されている。
Wines from Oregon
私が出会った素晴らしきオレゴンワイン達
Ponzi Vineyards
Pinot Noir
¥4,900+税
去年オレゴンからケイト・ブラウン州知事が来日した晩餐会で、来場者へのお土産に使って喜ばれました。とても果実味豊かなピノノワールです。
Domaine Drouhin Oregon
Pinot Noir
¥5,500+税
オレゴン産ピノノワールの礎となった名門生産者です。小高い丘にあるワイナリーはとても美しく、是非ご訪問されることをおすすめします。
Torii Mor
Pinot Noir
¥3,900+税
Domaine Serene
Pinot Noir
¥12,000+税
オレゴン産最高級ピノノワールのメッカDundee Hillsの生産者です。アメリカでは大領領主催の来賓歓迎晩餐会で使われたことでも有名です。
King Estate
Pinot Gris
¥2,600+税
Sokol Blosser
Chardonnay
¥4,300+税
ソーコル ブロッサーはDundee Hills地区のパイオニアワイナリーの一つです。地面を浅く掘ったような変わった熟成庫は一見の価値ありです。
Taste Oregon!
目代純さんに とっておきのオレゴン情報をお伺いしました
「世界的に知られるオレゴンの美食&ワイン」
「オレゴン州ポートランド市は全米で一人あたりのレストラン数が一番多い都市です。近年はニューヨークやロサンゼルスなどから多くのスターシェフが移り住んでいます。
高品質なオーガニックフードが充実しており、マルシェには新鮮なシーフードや野菜、山の食材が集まり、シーズン毎のワインフェスティバルは大勢の参加者で賑わいます。
ニューヨークタイムズ誌はオレゴンを『限りなく広がり続ける食のユートピア』と称賛しました。
また、どんな小さな街にもワインショップがあり、現地で飲むオレゴンワインの味は格別です。」
「ポートランド市内からワイナリーが近い」
「Vineyardへはオレゴン最大の都市ポートランドより約30分から1時間程でワイン畑へ到達しますので、ぜひ訪問されて各ワイナリーでテイステイングをおすすめいたします。
またワインを楽しみながら、Bed & Breakfast Innなどへの宿泊もお勧めです。市内から60キロ位でダンディー地区へ到達できます。
ダンディーヒルズはピノノワールのメッカで、いくつもトップクラスの生産者があります。」
「先進的な環境保護と恵まれた気候」
「州が都市成長境界線で郊外の開発を制限しているので、農作地や自然環境が守られています。
主にWillamette Valleyを望む丘にVineyardがあり、気候的には太平洋からの湿った空気と程よい温度、土壌(フランスのブルゴーニュ地方に似た)が宜しいようです。
ピノノワールの本場ブルゴーニュからドメーヌ ドルーアン オレゴンが誕生したのを始め、カリフォルニアで財をなしたワイナリーオーナーがオレゴンへ移転してきたりしています。
商業的で大規模なカリフォルニアのナパやソノマと比べて、家族経営で牧歌的な生産者が多いのが特徴です。」