2016年春にシャンパーニュ地方を廻り、Clos Virgile<クロ ヴィルジル>の生産者であるVirgile Portier<ヴィルジル ポルティエ>に伺いました。
セラーや畑をご案内いただき、日本未入荷のキュヴェもテイスティングし、非常に有意義な訪問となりました。
中でも、やはりクロ ヴィルジルは別格でした。
ランスから南東へ。門にザリガニのマークがあります。
ポルティエ ファミリーのお出迎え。
ジェロームさんに地下セラーを案内していただきました。
クロ ヴィルジルの畑は本当に小さく、まるで庭のようでした。生産量がいかに少ないか、ひと目でわかります。
トップ キュヴェ クロ ヴィルジルの2009と2012をテイスティング。ラベルデザインが変更されていますね。
どちらも共通して力強く、木樽のニュアンスがあり、複雑でコクのある味わいです。
他の中価格帯ラインナップと比べると、やはり別格の出来です。
帰りはランス駅まで送っていただきました。お世話になりました!
クロ ヴィルジルが選ばれる理由
2014年頃にクロ ヴィルジルを試飲会で見つけた時には、どちらかというとマニアックな銘柄なので、まさかバイヤー間で取り合いになって初回の日本入荷分が即完売するとは思いませんでした。
それだけインパクトのある掘り出し物だったということです。
試しにメールマガジンでお客様にご紹介したところ、複数購入される方が続出し、シャンパン通へのギフトにもお使いいただきました。
味にプレミアム感があり、ほど良い奥行きと複雑さ、非常にクリーミーな泡で、メタル製ラベルに負けないゴージャスな仕上がりです。
名高い「クロ デュ メニル」や「クロ ダンボネ」など、シャンパーニュ地方でクロが付く特別区画は20ほどしかなく、なかなか手に入れることができません。
有名ブランドシャンパーニュのトップキュヴェに負けない味わいに反して、リーズナブルな価格というのも高評価ポイントです。
一度手にとってご覧になれば、プレミアム感にご満足いただけること、間違いなしです。
- 希少性
- 特別感のあるメタルラベル
- 高級シャンパン特有のコクのある味わい
- あまり出回っていない、知る人ぞ知る掘り出し物
- 味のグレードに反してリーズナブルな価格
どれをとっても、MUSTBUY<買わなきゃ損>の逸品です。