シャトー ラグランジュ 2006

説明

近年のラグランジュは目を見張るクオリティ

日本では馴染みの深い第三級格付けシャトーです。サントリーが1983年に買収してからの徹底的な改革と見事な復活はよく知られています。

近年は安定して上質なワインを生み出しており、「格付け以上の出来だ」と絶賛するワイン評論家の声も。

ラグランジュを今飲むなら2006年が狙い目

ラグランジュの2006年は、グレートヴィンテージ2000年及び2009年と同じく、カベルネ ソーヴィニヨン種が素晴らしく成熟した年です。

そのため「力強さを与えるプティ ヴェルド種をブレンドする必要がなかった年」となり、クラシックなボルドー上級シャトーらしい骨格と豊満さを備えています。

2009年、2010年あたりはまだ寝かせておきたいところですが、この2006年は飲み頃に入っています。

深みのある色調で、黒系果実やスパイス、香ばしい樽の香りが優美に溶け込み、タンニンと酸味の調和が見事に取れた味わいです。