シャトー サンクテュス 2012

説明

名醸造家ドゥルノンクールが手掛ける飲み頃サンテミリオン

ボルドー右岸の「パヴィ マッカン」「ラ モンドット」「カノン ラ ガフリエール」などを手掛ける名醸造家ステファン ドゥルノンクール氏の助言を得て、2000年以降に目覚ましく品質が向上しました。

格付けこそサンテミリオン グラン クリュですが、ボルドー右岸で非常に人気のある「ガレージワイン」（低収量＆少量精鋭の完璧主義的なワイン造り）の特性を備えています。

ワインは澱引きを行わずにフレンチオーク樽で18～22ヶ月熟成され、熟した黒いベリー、シダー（杉）、モカなどの芳醇な香り。優雅さ、複雑さ、力強さを兼ね備えた味わいの現代的サンテミリオンです。

メルロ主体のリッチな味わいは、貴方のお好みに応じて、若いうちに飲むことも、セラーで数年寝かせることもできます。

シャトー情報

このワインは当初、シャトー ラ ビアンフェザンス（Château la Bienfaisance）の単一区画キュヴェという位置づけだったようですが、現在ではシャトー名ごとSanctusに改名されています。（ラテン語で「聖なる」）

terroir-evasion.comのワイナリーレポートを読むと、

今回ご紹介するサンクテュス：　Château Sanctus Saint Emilion Grand Cru
樹齢と熟成が違うキュヴェ　：　La Bienfaisance Saint Emilion Grand Cru
をラインナップしているようです。

ワイン アドヴォケイト誌（BORDEAUX ボルドー 第4版）によるシャトー評価は以下の通り。

「卓越した権威あるコンサルタントのステファン ドゥルノンクールからアドバイスを仰ぐようになると、その改善には目を見張るものがあった。
これが継続するかを予測するのはまだ時期尚早だが、私はサンクテュスの進化を注意深く見守ることを強くおすすめしたい。このアペラシオンの中で重要な造り手となっていくだろう。」

おすすめマリアージュ

仔牛肉、豚肉、牛肉、羊肉、合鴨、ジビエ、ローストチキンなど、あらゆる種類のクラシックな肉料理に合います。

また、すき焼きなど和風の甘塩っぱい味付けや、マッシュルーム、チーズとの相性も◎です。