コレツィオーネ チンクアンタ
この価格帯で最も濃く甘い果実味。凝縮感あふれる現代的イタリアワイン。
¥3,000 (税込 ¥3,300)
説明
ワイナリー50周年を記念して造られ始めた特別品
チンクアンタは「50」の意味。このワインにヴィンテージ表記はなく、ロットによって「+2」「+3」などと追記される。
濃い赤紫色、ブラックベリーやプルーンの様な果実味、スパイス、バニラや甘草などのアクセント。滑らかで長い余韻が楽しめる。
コクのある上級キュヴェにも関わらず、とてもリーズナブルな価格が魅力。
ワイナリー創設から現在まで
1962年、19人の地元ブドウ栽培農家 “父なる創業者たち” が協同組合“ San Marzano”を設立。以来地ブドウを中心に栽培していましたが、2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始。南イタリアならではの新鮮な果実味を活かしたモダンテイストが認められ世界的に人気を博すようになります。
現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱え、彼らは今もプーリア伝統のブドウ造りの哲学・手法を守り続けています。
最新鋭の醸造設備
写真の横向きに寝かせられた回転式発酵タンクはコレッツィオーネ シリーズなど上級クラスのワインにのみ使用されます。
回転式発酵タンクといえば、主に長期間果皮浸漬(マセラシオン)してしまうと渋みが突出してしまうブドウ品種から効率的に色素、アロマを抽出する目的で使用されます。
サン・マルツァーノではこの回転式発酵タンクを横向きにし、果皮とジュースとの接触面積を通常よりも大きくすることでタンニンもしっかりと抽出しています。
さらにプリミティーヴォに関しては皮が薄いため、回転を抑え気味にすることで、新鮮な果実味・アロマを保ちながらもきめ細やかでシルキーなタンニンをもった絶妙なバランスのワインを作り出すことに成功しています。
ここにもそれぞれのブドウの特徴を最大限に生かすための研究、醸造設備への投資を怠らない姿勢が表れています。
追加情報
生産地 | イタリア |
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羽鳥@Xwine.jp –
この価格帯クラスで最も濃く甘い果実味のワイン。
黒糖ぽい甘やかさ、渋すぎないエキス、ジャミーさ、余韻が甘く続く。温暖なプーリア州の気候が完熟果実にぎゅーっと詰まったような味わい。濃いワイン好きに。