法則1
「どんな大きさのワインセラーを買ってもすぐに一杯になる」
● 普段はあまりワイン飲まないし、頂き物を入れる程度だから、と小さいワインセラーを買う。
→ 保管ペースが消費ペースを上回って、すぐに一杯になる。
● 100本以上入るなら大丈夫だろう、と大きいワインセラーを買う。
→ 銘醸ワインを買って飲み頃まで保管しよう!
→ 5大シャトーが揃ってないぞ、ブルゴーニュのあの生産者がないぞ!
→ それぞれの当たり年をストックしなければ!
→ レストランやワイン会で飲んだ美味しいワインを自宅用に持っておこう!
→ 子供の誕生年ヴィンテージを買って成人祝いで開けよう!
→ オークションで掘り出し物があった!
→ ワイナリー訪問の記念にケース買い!
→ プリムールも外せない!
→(以下略)
⇒⇒⇒ 結局2台目を買うか、より大きいセラーに買い換えることになる
法則2
「肝心な暑い時期に壊れる」
ワインセラーのコンプレッサー動作環境には温度条件があり、高温下では充分な冷却性能を発揮できなくなります。
猛暑が続くと冷蔵庫の故障が増えるのと同じく、部屋の温度が上がりがちな夏季や、長期旅行から帰ってきた時に、ワインセラーがダウンしていることも。
⇒⇒⇒ ワインセラーを冷やすために、まず部屋を冷やすべし
法則3
「いつのまにかチーズや日本酒も入っている」
冷えすぎず、湿度も多いワインセラーはナチュラルチーズの保存に適しています。
日本酒の一升瓶は冷蔵庫に入りにくいので、ついワインセラーへ。
⇒⇒⇒ 何セラーかわからなくなる
法則4
「カタログスペック通りの本数は入らない」
太いボトルや積み重ねにくい形のボトル、オリジナル木箱入りのワインを入れるために、棚を外したり、縦置きすることも。
当然収納本数は減ります。
⇒⇒⇒ マグナムボトルや太いブルゴーニュ、シャンパーニュの変形ボトルに注意
じゃあ全部ボルドーなら入る!?、、、Ch.オー ブリオンの独特ボトルをお忘れなく
法則5
「安いワインはセラーの外に置かれる」
最初はワインセラーで保管してもらえた安いワイン達も、しばらく経つと「高価なグランヴァン」「長期熟成用シャトー」「記念年ヴィンテージ」「デリケートな古酒」などがワインセラーにやってきて、居場所を奪われてしまうことに。
⇒⇒⇒ 押入れや収納庫、台所の隅っこに寂しそうに固まって、貴方に飲んでもらえる日を待ちわびる安ワイン達。。。