説明
ルーチェ 1995が奇跡的に少量入荷
イタリアのプレミアムワインといえば、ルーチェを忘れるわけにはいきません。
若いルーチェは味わいが固いので熟成させて飲みたいところですが、店頭には直近のヴィンテージばかり。。。これほど古酒のルーチェが手に入る機会は貴重です。
1995年はトスカーナ地方にとって非常に良い年だったこともあり、最高のルーチェの一つ。今や市場でほぼ見かけなくなりました。
「葡萄の木の光」という名の現代イタリアワインの記念碑
カリフォルニアのロバート モンダヴィとイタリア トスカーナの名門フレスコバルディが共同で創り出したルーチェは、現代イタリアワインの代表格の一つとなりました。
モンダヴィが、シャトー ムートン ロートシルトのバロン フィリップと組んで創り出した「オーパスワン」に続く「オーパスツー」と噂されたことも。
フィレンツェの名店エノテカ ピンキオーリのオーナーで、世界的ワインコレクターであるジョルジオ ピンキオーリ氏が、その素晴らしさに「全て買い取りたい」と申し出たことが記事となり、当時ワインブームだった日本でも大人気となりました。
スーパートスカーナとしてはユニークな品種ブレンド
カベルネを使わず、サンジョベーゼ・グロッソ(ブルネッロ)種とメルロー種からつくられ、非常に濃い色合いで、深みのある豊かな香りが立ち昇り、凝縮した果実味やさまざまなエキスがオークの要素と混ざり合って口中に広がり、後口にかけてベリー系の香味が現われ、長い余韻を形作っていきます。
追加情報
生産地 | イタリア |
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まこと –
創業ヴィンテージ(かつ自分のバースデーヴィンテージ)のルーチェに憧れ、ダメ元で探していたところxwineさんがヒット。現行でも2万円は下らないのに、バックヴィンテージにも関わらずこの価格はコスパ良しだと感じました。
よく熟れた大ぶりなあまおう、ジンジャーやクローブと煮込んだトマトクリームソースのような濃厚な香り、開けたては滑らかにまとまりながらまだまだ元気なタンニンを感じられ、これから先も長期熟成が効くのではと思いました。
ミルキーで後ろから少しミネラリーなニュアンスがあり、牡蠣を海のミルクと喩えるならまるでこれは木に成るミルク。
抜栓後4〜5日目も長熟特有の円い香りが広がりニマニマしながら飲みました。
ペコリーノチーズと、マグロのアラが安かったので和風だしカレーに仕立ててマリアージュしました。
こちらと一緒に購入させていただいたメルキュレイの2005年も美味しかったです。納品書の一言添えも良対応でした。ありがとうございます。