説明
ブレンドの魔術師モンフォーコン
ローヌ川のほとりリラックにそびえる11世紀建造のモンフォーコン城。その城主パンス伯爵の息子ロドルフがオーナーです。
彼はフランス国内やカルフォルニア大学デーヴィス校でワインを学び、バロッサのヘンチキやヌフドパプのヴューテレグラフで修業。1936年から途絶えていたシャトーでのワイン造りを見事に復活させました。
初ヴィンテージは1995年で、以来、そのワインは高く評価され、毎年数々の栄誉を受けています。
リラックのテロワールの可能性を信じる彼は、樹齢が高く最良の区画を探し求め、畑は現在60haまでに拡大。2015年からはACリラックの委員長を務めています。
最高95年の古樹を手摘みで収穫
キュヴェ「バロン ルイ」は、先祖の名を冠した入魂の逸品。複雑なアロマに深みのあるリッチな味わいのワインです。
ローヌ地方の当たり年2010年VTをお届けします。
追加情報
生産地 | フランス – ローヌ |
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たるたる –
飲食業のお客様からも高く評価して頂いたのがこのワイン。
そのお客様には、鴨のコンフィをオススメしました。ジビエなどの風味の強い肉や、内臓系の煮込み料理などには鉄板の相性でしょう。
リラック産としてはしっかりとしている渋味、はじめの土やスパイス・獣っぽい感じと盛り沢山で、飲み応えのある風味豊かな赤ワインだと思います。
つい最近同じラベルの2012年産を試飲会で利いたのですが、バランスのなかで果実味をより感じ、渋味はやや控えめなように思いました。今回紹介の2010年産は料理向きですが、2012年産はワイン単体でも楽しめそうです。